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ハイセンス、シアン追加の“4原色”ミニLED液晶テレビ。BT.2020色域を110%カバー

“RGB MiniLED evo”搭載の116型液晶テレビ「116UXS」

ハイセンスは、米国で開催中のテクノロジー見本市「CES 2026」にて、シアン(青緑色)を追加した4原色バックライトシステム“RGB MiniLED evo”搭載の116型液晶テレビ「116UXS」を発表した。現実世界の色をほぼ内包するBT.2020色域を110%カバーしたという。

ハイセンスは2025年、業界初のコンシューマー向けRGBミニLED液晶テレビ「UXシリーズ」(116/100/85型)を海外で発売している。今回発表された「116UXS」(116型)は、RGBのミニLEDチップにシアンを加えることで、更なる色域拡大を図ったフラッグシップモデルとなる。

従来のRGBミニLEDチップ
緑と青の間に、新色シアンのミニLEDチップを追加した

同社によれば、シアンは「人間の知覚が微妙な変化に最も敏感なスペクトル領域に位置する色」とのこと。シアンを追加することで、色のグラデーションや色調、色の切り替わりがより自然でリアルなニュアンスで再現できるとする。

これにより、シーンは彩度過多にならず深みを増し、シャドウはより滑らかなディテール、そして明るいコンテンツは鮮明さを維持。ドラマチックなHDRシーンだけでなく、日常の視聴においてもより豊かで奥行きのある映像を再現する。

BT.2020色域は最大で110%カバー。シアンのないRGBミニLEDから10%の色域拡大を実現している。透明度の高いブルーラグーンや、オーロラの深い紫色も表現可能とした。色制御はトータルで134bit。

バックライトシステムの名称は、RGB MiniLED evo

エンジンはHi-View AIエンジンRGBを搭載。数万のディミングゾーンを高精度にコントロールすることで、高速モーション、ハイライト、暗いシーンなどあらゆる場面で正確な色調を保つ。

ほぼベゼルレスのデザインと1.57インチのスリムな筐体を実現。フランスのDevialetと共同開発した「Devialet Opéra de Paris 6.2.2」オーディオシステムにより、映画のようなサウンドを提供するという。

55型からのRGBミニLED液晶テレビをラインナップ

RGBミニLED液晶テレビ「UR9」シリーズ

最上位URシリーズに次ぐハイエンドとして、3色のRGBミニLEDバックライトを搭載した液晶テレビ「UR9」「UR8」も発表した。

'25年発売のRGBミニLED液晶テレビの後継となる第2世代モデル。「より多くの画面サイズ、より幅広い価格帯でRGB技術を利用できるようした」という。サイズ展開は55型から100型までを揃える。

RGBミニLED液晶テレビ「UR8」シリーズ

UR9・UR8シリーズ共に、市場の標準的なプレミアムテレビよりも豊かな彩度と制作な色調再現により、拡張された色域を実現。家庭での使用を想定して設計しており、明るい部屋でも色の完全性を保ち、動きの速いスポーツや映画、ゲームなどで安定した自然な色彩を維持するという。

Hisense CES 2026 Press Event "Innovating a Brighter Life"