パナソニック、「GH1」の動画撮影機能などをアップデート
-本体/レンズのファーム公開。E-P1使用時の動作改善も
6月24日公開
パナソニック株式会社は24日、フルHDのAVCHD動画撮影にも対応したデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-GH1」と、交換レンズ「H-VS014140」(LUMIX G VARIO HD 14-140mm / F4.0-5.8 ASPH. / MEGA O.I.S.)のファームアップデータを公開した。
「DMC-GH1」本体、「H-VS014140」ともにVer.1.1にアップデート。動画撮影時の動作改善も行なわれている。また、同じくマイクロフォーサーズ規格対応の「ペン E-P1」などオリンパス製品を使用した際の動作も改善される。修正内容は下記の通り。
DMC-GH1 |
【DMC-GH1アップデート内容】
- 連写速度を[H](高速)に設定した場合の連写速度を3コマ/秒から3.5/コマ秒に高速化
- クリエイティブ動画モード時のシャッタースピードを1/30秒より遅く(1/2秒まで)設定可能にした
(動画撮影メニューの動画露出設定を[M]に設定し、フォーカスモードダイヤルを[MF]に合わせているときのみ。動画撮影メニューの[撮影モード]が[AVCHD]で、 [画質設定]を[FHD]に設定しているときは、1/30秒より遅く設定できない) - 動画撮影時のオートフォーカス安定性を改善
- フォーカスモード[AFC]での性能を安定化
- オートホワイトバランスの性能を改善
- 長秒撮影時のS/Nを改善
- オリンパスのレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」との組み合せにおいてレンズ沈胴時に動作が不安定になる問題を修正
- オリンパスのレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」との組み合せにおいて動作が不安定になる問題を修正
- 認証外バッテリーパックの動作防止機能を強化(アップデートにより認証外バッテリーパックでの動作はできなくなる)
【H-VS014140アップデート内容】
- 動画撮影時の手ブレ補正動作を改善
- オリンパスのデジタル一眼カメラ「ペン E-P1」との組合わせにおいて動作が不安定になる問題を修正
(2009年 6月 24日)
[AV Watch編集部 中林暁]