ランサーリンク、HDMI信号を最大50m延長できるアダプタ

-カテゴリ6のLANケーブルを使用。1080p対応。実売7万円


CAT6-TRX

10月5日発売

標準価格:オープンプライス


 ランサーリンク株式会社は、LANケーブルを介してHDMIケーブルを最大50m延長できるHDMI延長アダプタ「CAT6-TRX」を5日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は70,000円前後の見込み。

 同製品は大型イベントや展示会場、ホームシアター用のインストール向けに販売されていたもので、今回コンシューマ向けにも販売を開始する。

 送信機(CAT6-TX)と受信機(CAT6-RX)の2台1セットのHDMI延長アダプタ。CAT6-TX/RXに搭載されているEthernet端子に、カテゴリ6に対応したLANケーブルを2本(Video用/DDC用)接続することで、HDMI信号の延長が可能。同社では、カテゴリ6ケーブルを使用するメリットとして、簡単に導入できることと、高クオリティの信号送受信が可能なことなどを挙げている。

 HDMIバージョン1.3に準拠し、最大12bitのDeep Colorや、x.v.Colorに対応。1080p/8bit信号で最大50m、1080p/12bit信号で最大25mまで延長することができる。HDMI CECのバイパスも可能。ドルビーTrueHD/ドルビーデジタルプラス/DTS-HD Master Audioのビットストリームにも対応する。

 電源はACアダプタを使用する。外形寸法と重量はCAT6-TX/CAT6-RXともに、50×62×23mm(幅×奥行き×高さ)/96g。カラーはブラック。なお、使用するカテゴリ6ケーブルは23AWG以上のものを推奨している。


(2009年 10月 5日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]