パイオニア、ホームDJ用「CDJ-400」にブラックモデル


CDJ-400-K

11月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 パイオニア株式会社は、DJ用CDプレーヤーのブラックモデル「CDJ-400-K」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は85,000円前後の見込み。

 2007年12月発売の「CDJ-400」のブラックモデルで、台数限定で発売する。音楽CDだけでなく、CD-R/RWやUSBストレージに収録したMP3ファイルの再生が可能なDJ用CDプレーヤーで、「ホームDJ用スタンダードモデル」と位置付けられている。

 スクラッチ機能を搭載し、通常のスクラッチに加えて、BUBBLE、TRANS、WAHの3種類のスクラッチエフェクト機能も装備。USB入力端子も天面に備えており、USB接続したフラッシュメモリやHDDに記録したMP3楽曲を使ったDJプレイが可能となる。

 また、ソースセレクトボタンで「PC」を選択すると、CDJ-400のほぼすべてのボタンのオン/オフや、スライダー位置情報を外部出力できる。この情報を使って、同社のDJソフトウェア「DJS」や、Serato「Scratch Live」のコントローラとしてCDJ-400を利用でき、PC内の音楽ファイルを利用したDJプレイも行なえる。

 再生周波数帯域は4Hz~20kHz、S/N比は115dB。出力端子はアナログ音声(RCA)と同軸デジタル音声を各1系統。外形寸法は217.9×296.3×107.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.7kg。

DJM-400-K

 また、DJミキサー「DJM-400」のブラックモデル「DJM-400-K」も11月上旬より発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。

 32bit DSPを内蔵し、24bit/96kHzサンプリングのフルデジタル処理により、デジタルミキシングが行なえるDJミキサー。ビートにあわせてエフェクトをかけられる「ビートエフェクト」機能も備えている。入力端子は、CD、PHONO、LINEを各2系統、マイク、AUIを各1系統。出力端子はマスターアウト(RCA)×2と、ヘッドフォン出力を装備する。外形寸法は223×304.7×106.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.2kg。



(2009年 10月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]