ANA、'10年2月より成田-NY線就航の新造機をiPod対応
-ビジネスとエコノミーの各シートにiPodコネクタ搭載
11月10日発表
全日本空輸株式会社(ANA)は10日、2010年2月より成田-ニューヨーク線に就航の新造機「ボーイング777-300ER」 のビジネスクラスとエコノミークラスの各シートに、iPodコネクタを搭載すると発表した。
これは、ANAが新たに展開するプロダクトサービス「Inspiration of Japan」の一環で、新しいエンターテイメント技術を機内に導入し、「ワクワクする体験」や「価値ある時間の過し方」をユーザーに提案するとしている。
新サービスは、全てのクラスで座席の快適性を向上。また、新発想の機内食やアメニティを充実させるなど、全面的なリニューアルが図られている。ANAでは同サービスをボーイング777-300ERを皮切りに、順次ほかの長距離欧米路線にも導入する。
ビジネスクラスの新シートには、17型タッチパネル液晶の個人用テレビモニターと、iPod用コネクタを搭載。iPod内の楽曲再生のほか、液晶モニターでiPod内の動画や静止画も再生できるという。USB端子も備える。エコノミークラスの各シートにもiPodコネクタとUSB端子を搭載する。
なお、ファーストクラスには23型のタッチパネル式液晶テレビモニターを、プレミアムエコノミーには12型のタッチパネル式モニター、エコノミークラスには10.6型モニターを装備する。
全クラス共通で、機内での新しい楽しみ方を広げるという「AVOD(Audio video on demand)」機能を搭載。各シートのモニター画面で約160チャンネルの映画やビデオ、音楽、ゲームなどが楽しめるという。
(2009年 11月 12日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]