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シングルBAを追求した、qdc「FRONTIER」。発売日が7月19日に延期

「FRONTIER」Emerald

アユートは、7月12日にに発売を予定していたqdcのイヤフォン「FRONTIER」の発売日を、7月19日に延期した。メーカーの製造遅延による出荷日変更のためだという。AquamarineとEmerald、どちらのカラーも延期となる。

アユートとqdcの共同企画で生まれたユニバーサルIEM。「qdcの新たな最先端への道を切り開く」という思いを込めて命名され、qdcの根幹とも言えるBAドライバー搭載IEMのモニターサウンドを、より多くの人に体感してもらうために、最新技術を駆使して新規開発された。

独自のカスタマイズドBAドライバーをシングルフルレンジで搭載。そのBAドライバーは背面に、小さな排圧穴を開け、「リアキャビティ・マイクロホール」と名付けている。この構造は、BAドライバーのリアホールから内部のキャビティを通して感度と低域の調整を行なうためのもの。

さらに、BAドライバーの背面からシェル背面までキャビティが作られており、そしてシェル背面にもマイクロホールが開いている。これにより、ハイインピーダンスでノイズを抑えつつも感度を強化して音量を取りやすくし、BAドライバーならではの高解像度サウンドに加え、シングルBAドライバーの課題であった低域不足を自然な形で強化している。