RIAJ、2009年10月のレコード生産実績を発表

-金額は前年同月と同水準。音楽DVDの数量は6割増


11月18日発表

 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は18日、2009年10月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比93%の2,495万枚・巻、金額は同100%の291億円。金額ベースでは前年同月を維持し、3カ月連続で同100%以上となっている。

 同統計は、協会員49社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比83%の457万3,000枚、12cm CDアルバムは同81%の1,349万7,000枚、アナログディスクが6,000枚(同10%)で、カセットテープは26万5,000巻(同76%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比136%の5万枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比164%の654万4,000枚。

【2009年10月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計4,57325%83%3,41517%82%
12cm CDアルバム計13,49773%81%16,33681%81%
アナログディスク計60%10%130%13%
カセットテープ計2651%76%2521%83%
その他500%136%720%122%
合計18,390100%81%20,088100%81%

【2009年10月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD6,544100%164%8,936100%206%
テープ・LD、その他120%182%390%213%
合計6,555100%164%8,975100%206%


(2009年 11月 18日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]