オーエス、張り込み型のカーブドスクリーン「PA-LC」

-120~150型までを用意。シネスコ表示に対応


12月1日発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社オーエスプラスeは、カーブドスクリーン「PA-LC」を12月1日より発売する。120から150型までで、4製品を用意し、いずれも受注生産となる。価格はオープンプライス。想定価格はシステム構成や販売店により異なるが、各サイズ60万円程度の見込み。

型番サイズ全長全高重量
PA-120LC-022,795×1,193mm2,994mm1,397mm13.5kg
PA-130LC-023,029×1,294mm3,228mm1,498mm14.5kg
PA-140LC-023,263×1,393mm3,462mm1,597mm15.5kg
PA-150LC-023,492×1,491mm3,690mm1,695mm16.5kg

 PA-LCは、張り込みスクリーンのPAをカーブドスクリーン対応としたもの。スクリーン生地は「ピュアマットII plus」もしくはTHX認証のサウンドスクリーン「E2S」が選択できる。

 カーブドスクリーンとは、幕面を湾曲させ、映画館のように左右の画面がより臨場感を持ち、迫ってくるタイプのスクリーン。シネマスコープサイズの映像をスクリーン一杯に表示し、より迫力ある画面が楽しめるため、近年ホームシアターファンに人気を集めている。ただし、プロジェクタのフルHD画素を利用してシネスコ投影するためには、アナモフィックレンズと呼ばれる専用のレンズなどが必要となる。

 PA-LCでは、厳密なカーブ造形により、レンズの特性を引き出し、隅々まで高いフォーカス感を生みだすという。フレームは黒色フロッキー加工を施しており、光の影響を抑えている。


(2009年 12月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]