AET、高級「Evidence」シリーズにラインケーブル追加

-「中世の絵画技法を取り入れた」。80cmで約34万円


RCAコネクタモデル
※写真はイメージです

発売中

標準価格:336,000円~642,600円

 エーイーティーは、ハイエンド・オーディオケーブルの中でも最高級という「Evidence」シリーズのラインケーブル「EvidenceLine」を3月2日に発売した。長さ80cm、1m、2m、3m、6mの5種類を用意し、端子はそれぞれの長さにRCAとXLRを用意している。価格は下表の通り。

 80cm1m2m3m6m
RCA336,000円378,000円630,000円
XLR348,600円390,000円642,600円

XLRコネクタモデル
※写真はイメージです
 2009年9月から発売している「Evidence AC」と同じ、Evidenceシリーズのラインケーブル。「SIN」シリーズの上位モデルと位置付けられており「全ての面で頂点の、さらにその上を目指した革新的な作品」だという。さらに音質については「既に確立されている音楽表現の技法に、中世の絵画技法を取り入れる事で、積極的な表現力を実現した」としている。

 Evidence ACと同様に、伝送面積を1.5倍程度に増やすという「三層円筒構造」を採用。「当初は不良率70%という製造加工が困難な構造だった」というが、日本の最新技術で量産化を実現したという。

 導体には純国産、鏡面仕上げのプレミアム・バージン銅を使用。太さ3sqを2本使っている。構造は2芯平行構造。絶縁には高純度フッ素樹脂、遮蔽にはグラファイト・ファイバーとアモルファス合金リボンを使用。RCA/XLR共に、特製のプラグを使っており、RACはPCOCCピン、XLRは全切削品となっている。


(2010年 3月 8日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]