キヤノン、「5D MarkII」24/25p対応ファームの修正版公開


3月19日公開

 

EOS 5D Mark II(EF24-105mm F4L IS USM装着時)
 キヤノンは19日、不具合が見つかり公開を中止していたデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」向けのフルHD/24p撮影対応ファームウェアの修正版を公開した。新ファームのバージョンは「2.0.4」。

 前バージョンの「2.0.3」は、動画撮影機能を強化し、フルHD撮影時のフレームレートに24fps(23.976fps)と25fps(25.0fps)を追加するファームウェアとして16日に公開された。

 しかし、適用後にカメラユーザー設定(C1/C2/C3)で「録音:マニュアル」を登録した後、電源OFF/ON(またはオートパワーオフ)すると、C1/C2/C3のマニュアル録音レベルが変更され、音声が記録できなくなる不具合が見つかり、18日に公開が中止されていた。「2.0.3」を既に適用したユーザーは「2.0.4」にアップデートすることで問題が解消する。



(2010年 3月 19日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]