オンキヨー、地デジとラジオが両方選択できるBTO PC

-最小構成79,800円から。15.6型液晶。ラジオ録音も


DR511

3月24日受注開始

最小構成価格:79,800円

 オンキヨーは、地デジチューナとAM/FMチューナを両方搭載できる15.6型液晶搭載ノートPC「DR511」の受注を3月24日から開始した。直販サイトONKYO DIRECT専用モデルとなり、ユーザーが仕様をカスタマイズして注文できる。最小構成価格は79,800円。

使用イメージ
 2月に同社が発売したネットブック「C4シリーズ」でも、地上デジタルチューナ搭載の「C411A6」とAM/FMチューナ搭載の「C411A5」というモデルがラインナップされているが、テレビとラジオ両方のチューナを搭載したモデルは無かった。

 「DR511」は両方を選択・搭載可能。追加料金は地デジチューナが1万円、AM/FMチューナが5,000円。ただし、セットで選択すると計15,000円のところ、13,000円に値引きされる。HDMI出力端子も装備する。

 なお、OSはWindows 7 Home Premium 32bit、もしくは64bitが標準で選択でき、5,000円追加することでWindows 7 Professional 32bit版からのダウングレードでWindows XP Professionalにする事も可能。ただし、XP選択時はテレビ/ラジオチューナは選択できない。出荷開始予定日はWindows 7選択時が3月下旬、ラジオチューナ、Windows XPを選択した場合は4月上旬となる。


 地デジチューナはminiB-CASカードに対応した、自社開発の小型チューナを採用。ダビング10に対応し、オンキヨーオリジナルアプリケーション「PureSpace(ピュアスペース)を使用する。録画番組をDVD-RAM/RWに保存する事も可能。

 AM/FMチューナも自社開発。PC内部で発生するノイズの影響を防ぐため、ピュアオーディオやサウンドカードで培った独自の製品設計ノウハウを投入したという。ラジオの録音も可能。なお、聴取時は付属の各アンテナを接続する必要がある。

miniB-CAS対応の地デジチューナラジオチューナも自社開発

 CPUは標準がCore i3-330M。i5-430M、i7-620Mも選択出来る。メモリは標準が2GBで4GBも選択可能。HDDは標準が250GBで、320GB、500GBも用意する。

 ディスプレイは15.6型で、解像度は1,366×768ドット。光学ドライブはDVDスーパー・マルチ。付属バッテリでの動作時間は約2.7時間。充電所要時間は2.5時間。外形寸法は394×254×28mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリ込みの重量は約2.8kg。


(2010年 3月 24日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]