クリエイティブ、小型/高機能の「ZEN X-Fi Style」

-X-Fi2の高音質を継承し、小型化。X-Fi2 64GBモデルも


5月中旬より順次発売

標準価格:オープンプライス


 クリエイティブメディアは、ポータブルメディアプレーヤーの新モデル「ZEN X-Fi Sytle」を5月中旬より順次発売する。32/16/8GBを用意し、直販価格は32GBが15,800円、16GBが11,800円、8GBが8,800円。直販サイトでは4月下旬より順次先行販売する。

 32GBがブラックとホワイトの2色、16GBと8GBがブラック、ホワイト、レッドの3色を用意。32GBモデルと、16GB、8GBのレッドは、直販限定モデルとなる。

ZEN X-Fi Sytle(ブラック)ZEN X-Fi Sytle(ホワイト)ZEN X-Fi Sytle(レッド)

 2.4型/320×240ドットのカラー液晶を備えたポータブルメディアプレーヤー。動画/音楽/静止画の再生が可能で、FMチューナなども備えている。外形寸法は約48.7×83.6×11.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約56g。

 2009年発売の「ZEN X-Fi2」(57×102×11.6mm/約75g)の音質や機能を限定しながら、コンパクト化、低価格化した製品となる。液晶もX-Fi2の3型/400×240ドットから若干小型化されたほか、タッチスクリーン機能が省かれている。

 高音質化技術「X-Fi」を搭載。動画の音声やFMラジオでも効果を適用できる。再生フォーマットは動画がWMV(最高640×480ドット/800kbps/24fps)、MPEG-4 SP、DivX 4/5、XviD(最高640×480ドット/1Mbps/24fps)に対応。音楽はMP3(最高320kbps VBR)、WMA(最高320kbps/DRM9対応)、AAC(最高320kbps)、新たにFLAC(最高1Mbps)もサポート。DRM付のAACには対応しない。静止画はJPEG表示が可能となっている。。

RSS Syncronizer

 本体にUSB 2.0端子を搭載し、PCと接続してデータのやり取りが行なえる。同梱のPCソフト「Creative Centrale」で、ファイル転送や管理が可能。MPEG-1/2などのファイルをX-Fi Styleに合わせた形式に変換することもできる。CDリッピングにも対応し、FLAC形式もサポートする。PC用ソフト「RSS Syncronizer」と同期することで、RSS/Webテキストリーダとしても利用できる。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 イコライザ機能を用意。アコースティック/クラシック/ジャズ/ディスコなど8モードのプリセットイコライザや、5バンドのカスタムEQ、バスブースト、スマートボリュームなどが利用できる。FMチューナやADPCM形式のボイス録音機能(モノラル)も備える。

 ステレオミニのヘッドフォン端子装備。本体にモノラルスピーカーも内蔵する。別売のAVケーブルによるコンポジットビデオ出力にも対応する。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリで、充電はUSBを介して行なう。充電時間は約4時間で、連続再生時間は音楽再生時が約25時間、動画再生時が約5時間。別売ACアダプタを利用した充電も可能となっている。

ZEN X-Fi2

 また、上位モデルのZEN X-Fi2に64GBモデルを追加。直販限定モデルで、4月13日より発売。直販価格は27,800円。

 音楽やビデオ再生の主な仕様はX-Fi Styleと共通だが、液晶ディスプレイは3型/400×240ドットの大型タッチスクリーン液晶を採用。microSDカードスロットも備えており、メモリ拡張が可能な上位モデルとなっている。



(2010年 4月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]