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マーベルヒーローの原点「ファンタスティック4:ファーストステップ」夏公開
2025年2月5日 18:00
マーベルのヒーロたちの原点にして、その礎を築いたヒーローチームを描いた映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」が、2025年夏に劇場公開される。公開に先駆けて、特報映像とポスターが公開された。
マーベル・スタジオ作品では、アイアンマンやキャプテン・アメリカといった人間味あふれるヒーローたちの姿や、その心情が丁寧に描かれてきた。そんなマーベルのヒーローたちや「アベンジャーズ」の原点とも言える、マーベル・コミックス最初のヒーローチームがファンタスティック・フォー。過去には20世紀フォックスで映画化されているが、今回はキャストを一新し、マーベル・スタジオ作品として始動する。
今作は、2026年全米公開予定で、トニー・スターク/アイアンマンを演じてきたロバート・ダウニー・Jrがドクター・ドゥームとして出演することが決まっている「アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)」にもつながる物語としても期待を集めている。
“ファンタスティック・フォー”は、米ニューヨークに拠点を置くヒーローチームで、宇宙でのミッション中のアクシデントにより、特殊な力を得てしまった4人の“家族”。
天才科学者であり、チームのリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)は、身体がゴムのように伸縮自在となる能力と、卓越した知性と発明の才能を持つ、チームの戦略家。
そんなリードのパートナーであるスー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)は、透明化や強力な力場を生み出す能力の持ち主で、チームの精神的支柱としてメンバーを支える。
スーの弟で、炎を自在に操る能力を持つジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)は、全身を炎に包み、空を飛ぶことができるキャラクター。若く陽気で、チームのムードメーカー的存在となっている。
そしてリードの親友で、岩のような強固な身体を持つベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バクラック)は、たぐいまれなる怪力の持ち主で戦闘力も抜群な存在。
今回公開された特報映像では、'60年代のレトロフューチャー要素が詰まった映像をバックに、宇宙からの危機に対して、家族一丸となって立ち向かおうとする“ファンタスティック・フォー”の姿が捉えられている。
ニューヨークにあるバクスター・ビルで、ハービーというロボットと共に暮らす彼らからは、“宇宙での事故”という大きな傷を抱えながらも互いに支え合いながら、暮らしている様子がうかがえる。
また、映像には鮮やかなブルーに、チームを象徴する「4」のロゴがあしらわれたコスチュームを着る彼らや、流線型のデザインが印象的なブルーの車も登場。ザ・シングのTシャツやお面をかぶっている、ファンと思しきキッズの姿も見受けられるなど、すでにヒーローチームとして人気を集めている様子もうかがえる。
彼らの元に訪れる宇宙最大の危機とはいったいどんなものなのか――。
監督を務めるのは、マーベル・スタジオドラマ「ワンダヴィジョン」で監督・製作総指揮を務めたマット・シャクマン。“ファンタスティック・フォー”のメンバーには「マンダロリアン」、「キングスマン:ゴールデン・サークル」のペドロ・パスカル、「ミッション:インポッシブル」シリーズや、「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のヴァネッサ・カービー、さらに「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのジョセフ・クイン、「パニッシャー」や、ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」などのエボン・モス=バクラックら豪華キャストが名を連ねる。