ソニー、BRAVIA向け動画配信にベルリン・フィル演奏会追加
-定期演奏会が家庭で楽しめる。720p/AAC 320kbps
ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA」で、YouTubeやアクトビラ ビデオ・フルなどが楽しめるネット動画視聴機能「<ブラビア>ネットチャンネル」において、8月4日からベルリン・フィルのコンサート映像「デジタル・コンサートホール」の配信を開始した。
有料サービスとなっており、PCを使ってソニーの顧客登録システム「ESSENTIALS」で登録を行なう必要がある。視聴料は年間パスが149ユーロ(日本円で約16,800円/1ユーロ約112円換算)、月間パスが29ユーロ(同約3,300円)、一日パスが9.9ユーロ(同約1,100円)。なお、PC向けには既に配信が開始されており、PC版の会員であれば、追加料金無く、BRAVIAで視聴できる。
配信メニューのイメージ |
対応するBRAVIAはLX900/HX900/HX800/HX700/NX800/EX700/EX500/EX300シリーズ。「<ブラビア>ネットチャンネル」のコンテンツに、「デジタル・コンサートホール」が追加され、リモコンで配信サービスにアクセスできる(前述のように登録はPCから行なう)。
配信映像は、HD映像(映像:720p 2.5Mbps/音声:AAC 320Kbps)、SD映像(映像:SD 1.5Mbps/音声:AAC 192Kbps)で、ネット回線の状況に応じて自動的に切り替えられる。
同コンテンツのBRAVIAへの配信は、5月にドイツと英国で開始されており、日本でもサービス展開が予告されていた。「<ブラビア> ネットチャンネル」では、このデジタル・コンサートに加え、「アクトビラ ビデオ・フル」や「YouTube」、「U-NEXT」、「FIFAワールドカップコレクション」の4つの動画視聴サービスを展開。今後もサービスやコンテンツを拡大させていくという。
(2010年 8月 4日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]