【CEATEC 2010】DXアンテナ、3D BDプレーヤーや新液晶TVなど

マスプロはミッキー型アンテナ。東芝裸眼3Dは入場制限


■ DXアンテナ

DXアンテナブース

 DXアンテナは、CEATEC JAPAN 2010会場で新型の液晶テレビ5製品やBlu-ray Discレコーダ、Blu-ray 3D対応のBDプレーヤーなどを発表している。

 40型の1,920×1,080ドットフルHDパネル搭載の「LVW-F405」と、32型/1,366×768ドットの「LVW-F325」、26型/1,366×768ドット「LVW-F265」の3モデルは、末尾が4の従来モデル(40型はLVW-F404)とほぼ共通の仕様となっている。

 唯一の違いは、消費電力と年間消費電力量で、従来モデルは省エネラベルで4つ星だったが、新モデルでは5つ星を獲得。これにより、2011年1~3月まで延長された、エコポイント制度の対象製品ととなる。発売はいずれも11月下旬を予定しており、価格も従来モデルとほぼ同水準になる見込み。


LVW-F405LVW-F325LVW-F265

 22型の「LVW-22LE1」と19型「LVW-19LE1」は、同社液晶テレビとして初のLEDバックライト搭載製品となる。パネル解像度は1,366×768ドット。価格は未定だが、「既存の19/22型とそう変わらない」とのこと。

 LEDバックライトの採用により省エネ化を図り、2011年1月以降の延長エコポイントの対象となる。明るさセンサーも装備し、部屋の明るさに合わせた画質調整などを行なうともに、省エネ化も実現。音量の急峻な変化を抑える「ぴったり音量」機能も装備する。

 HDMI入力2系統や、アナログRGB入力を装備。SDカードスロットも装備し、SDカードに記録したAVCHD動画の再生にも対応する。アクトビラ ビデオ・フルもサポートしている。

LVW-22LE1LVW-19LE1
DXBS1000、DXBS320

 BD/HDDレコーダは、HDD容量1TBの「DXBS1000」と、320GBの「DXBS320」の2モデルを発表。12月より発売する。価格は未定。

 HDD容量以外の仕様はほぼ共通で、地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2を装備。HDD 2番組やHDDとBDへの同時録画にも対応する。MPEG-4 AVC/H.264への変換録画にも対応し、8倍の長時間録画を行なうAEモードも搭載する。

 BD-R/REへのダビングのほか、AVCRECやAVCHDにも対応し、AVCHDディスクをHDDに取り込みも可能。SDカードスロットやUSB端子も装備する。

 また、同社初のBlu-ray DiscプレーヤーとしてBlu-ray 3Dの再生に対応した「DXBP1TD」も12月に発売予定。価格は未定。Blu-ray 3D対応製品は同社初となる。

DXBP1TD

 


■ マスプロ

 マスプロは、地デジチューナやアンテナなどを多数展示。4日に発表した、ディズニーデザインの地デジ用壁面取り付けアンテナ「SKY WALLIE(U2SWL24)」や、ミッキーマウスデザインのBS/110度CSデジタル放送用アンテナ(BSC45RMC-SET)などディズニー関連の商品もアピールしている。

SKY WALLIE(U2SWL24)ミッキーマウス型アンテナ「BSC45RMC-SET」

 加えて、参考展示ながら、ミッキーマウスの頭部を模した地上デジタル用UHF室内アンテナも出展。他のディズニー関連製品と異なり、“室内”に設置できるというのが特徴。参考展示ながらきちんと受信できるよう作られているとのことで、製品化も検討中。来場者の意見などを聞き、製品化の参考にしたいとのこと。

ミッキーマウス型の室内アンテナ


■ 東芝「グラスレス3Dテレビ」は入場規制。急遽ステージでも紹介

グラスレス3Dテレビのブースは「入場規制」

 CEATEC JAPAN 2010会場の一番人気となっているのは、東芝のグラスレス3D TV。

 ただし、デモ機が少ないこともあり、グラスレス3Dのコーナーには長蛇の列ができており、会場直後に4時間待ちの状態になったため、入場規制を行なっている。こうした混雑を受け、7日からはステージ上でも12型の「12GL1」を紹介する演出を追加した。

 1時間に3回あるステージのうち1分弱だが、ダンサーがステージ上で12GL1を持ち歩き、来場者に紹介している。なお、20型の「20GL1」や56型の参考展示は専用ブース内でしか見られないことには代わりはない。


グラスレス3D「12GL1」をステージで紹介ステージでの紹介は1分程度

(2010年 10月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]