ソニー、バッテリで動作するデジタルフォトフレーム

-8型「DPF-D830」。スワロフスキー仕様のモデルも


バッテリ駆動対応の8型「DPF-D830」

 ソニーは、バッテリ内蔵型など、デジタルフォトフレーム「S-Frame」Dシリーズの動画対応新モデルとして、2機種を11月6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、バッテリ駆動対応の8型「DPF-D830」が2万円前後、7型の「DPF-D720」が13,000円前後。カラーは8型がシルバー、7型がブラック、ホワイト、レッドの3色。内蔵メモリは2GB。

 また、7型「DPF-D720」のデザインバリエーションモデルとして、スワロフスキー・エレメントを埋め込んだ2モデルも同日に発売する。店頭予想価格はホワイト(WI)が16,000円前後、ブラック(BU)が14,000円前後。



■バッテリ内蔵「DPF-D830」

 8型(有効表示画面サイズ7.9型)のディスプレイを搭載した「DPF-D830」は、バッテリを内蔵しているのが特徴。友人同士で回し見したり、違う部屋などに少しの時間持ち歩き、自由に写真や動画を楽しむといった使い方が想定されている。内蔵バッテリで約100分の表示が可能で、持ち運びに適した丸みを帯びたデザインを採用。通常の使用時はACアダプタを接続する。

手に持ったところ側面から見たところ通常使用時はACアダプタを接続する

 液晶は8型、解像度800×600ドットのクリアフォト液晶を採用。アスペクト比は4:3で、視野角は左右140度、上下120度。2GBの本体メモリを内蔵。カードスロットはメモリースティック/デュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ、CF、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、MMC、xDピクチャーカードに対応。USB端子はAタイプ、mini Bタイプを備えている。

 再生対応ファイル形式は、動画がMotionJPEG。音楽がMP3。音楽ファイルを流しながらのスライドショー表示も行なえる。スライドショーは10パターン用意。ほかにも、画像の表示向きを本体設置向きに合わせる縦横位置感知センサーや、時計・カレンダー表示機能などを使用可能。静止画はJPEG、BMP、TIFF。SRF、SR2、ARW形式のRAW画像の簡易表示(RAWサムネイルを表示)も行なえる。

 外形寸法は約246×23×179mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は約742g。最大消費電力は約16.5W。リモコンやACアダプタが付属する。

背面にメニューボタンなどを備えている側面のマルチカードリーダー部分


■ 「DPF-D720」

 7型(有効表示画面サイズ6.3型)液晶搭載モデル。DPF-D75の後継機種で、新たにMotionJPEGの動画再生に対応した。さらに、従来のブラック、ホワイトに加え、レッドカラーも追加している。パネル解像度は800×480ドット。視野角は左右140度、上下120度。

新たに追加されるレッドモデルレッドモデルの背面ブラックモデル

 2GBの本体メモリを内蔵。カードスロットはメモリースティック/デュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ、CF、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、MMC、xDピクチャーカードに対応。USB端子はAタイプ、mini Bタイプを備えている。

 音楽ファイルはMP3に対応。スライドショーは10パターン用意。縦横位置感知センサー、時計・カレンダー表示機能も備えている。静止画はJPEG、BMP、TIFF。SRF、SR2、ARW形式のRAW画像の簡易表示(RAWサムネイルを表示)に対応。

 外形寸法は約202×28.2×141mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は約405g。最大消費電力は約10.5W。リモコンやACアダプタが付属する。

 スワロフスキー・エレメントを埋め込んだモデルは、ホワイト(WI)とブラック(BU)を用意。フロントパネルに直接彫り込みを入れ、裏面が立体的なスワロフスキー・エレメントを埋め込んでいる。裏面が平らにカットされたクリスタルを貼るのと比べ、接着強度や耐久性に優れ、輝きも増すという。また、見る角度によって色が変わるスワロフスキーを使っている。

スワロフスキー・エレメントを埋め込んだ2モデルブラックモデルのアップホワイトモデルのアップ

(2010年 10月 14日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]