ビクターの新プロジェクタ「DLA-X7」がTHX 3D認証取得


THX 3Dディスプレイ規格の認証を取得

 ビクターは5日、12月上旬に発売予定の3D対応D-ILAプロジェクタ「DLA-X7」がフロントプロジェクタとして世界で初めて「THX 3Dディスプレイ規格」の認証を取得したことを発表した。

 THX 3Dディスプレイ規格は、2Dだけでなく3D再生においても、「映画監督の意図する映像を家庭で忠実に再現する」ことを目的に制定。DLA-X7は、正確な色再現性や、クロストーク、視野角やビデオ処理など400以上の画質テストをクリアしたという。

 なお、DLA-X7で3D映像を視聴するためには、別売の3Dシンクロエミッターと3Dメガネが必要となる。DLA-X7は、3板式0.7型/1,920×1,080ドットD-ILAデバイスを搭載したプロジェクタ。デバイスを駆動するドライバーやワイヤーグリッド、カラーフィルター/光源ランプ、アパーチャーなどを一新し、ネイティブコントラスト7万:1を実現しているほか、専用の映像処理チップを搭載し、広色域化や各種高画質化を図っている。


DLA-X73Dメガネ「PK-AG1-B」(17,850円)3Dシンクロエミッター「PK-EM1」(9,450円)

(2010年 11月 5日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]