radiko、中京地区で3月25日から実用化試験配信

　radikoは、IPサイマルラジオ「radiko.jp」に3月25日から中京地区のラジオ局が参加し、実用化試験配信を開始すると発表した。中京地区でも10月の本配信を目指す方針。

　radikoはこれまで、関東、関西地域にエリアを限定し、関東の7局と、関西の6局が参加し、2010年の12月1日から本配信を行なってきた(東北地方太平洋沖地震への緊急対応として3日13日からはエリア制限なしで運用中)。

　新たに参加する中京地区のラジオ局は、中部日本放送、東海ラジオ放送、岐阜放送、日経ラジオ社、ZIP-FM、三重エフエム放送、エフエム愛知の7社。3月25日10時より実用化試験放送を開始する。対象地域は下表の通り。

　また、中京地区の実用化試験配信を皮切りに、関東、関西、北海道、福岡の各地区において、18局を加え、4月中に順次開始する。4月以降に追加予定の地域/局は下表の通り。

　なお、現在radikoでは、東北地方太平洋沖地震への緊急対応として、エリア制限を解除し、日本全国で聴取可能となっている。これに伴い、中京7局における実用化試験放送も開始当初は日本全国で聴取可能になるが、4月1日をもって中京地区は本来の実施エリアに戻るという。関東、関西のエリア制限解除をいつまで行なうかについては、「検討中」としている。

*日経ラジオ社は既に関東地区で本配信中のため、新たな参加局の局数には含まず