センチュリー、「MUSE AUDIO」のDAC/デジタルアンプ
-4入力のDACと、2,890円~6,980円のアンプ3製品
センチュリーは、MUSE製(MUSE AUDIO)のDACとデジタルアンプの計4モデルを直販サイト「白箱.com」で7月20日より発売した。ラインナップと価格は下表の通り。
製品 | 型番 | 価格 |
DAC/ ヘッドフォンアンプ | MINI DAC MK2 | 12,480円 |
デジタルアンプ | M50 | 6,980円 |
M21 EX2 | 4,180円 | |
MU-15 MK2 | 2,890円 |
■ MINI DAC MK2
MINI DAC MK2 |
単体DAC、またはヘッドフォンアンプとして利用できる製品。DAC部にはTI/バーブラウンのDACチップ「PCM1793」と、オーディオレシーバ「DIR9001」、オペアンプの「OPA2604」を搭載する。
入力は光デジタル、同軸デジタル、USB、アナログ(RCA)が各1系統で、最大24bit/192kHz(USBは16bit/48kHz)に対応。出力はアナログ(RCA)と標準ジャックのヘッドフォン出力が各1系統。
DAC部の周波数特性は20Hz~20kHz、ダイナミックレンジは113dB。ヘッドフォンアンプ部のオペアンプは「OPA2604」。ヘッドフォンの対応インピーダンスは32~600Ω。出力レベルは123mW、周波数特性は10Hz~20kHz。
外形寸法は130×160×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約760g。ACアダプタやUSBケーブルなどが付属する。
背面 | 本体内部 |
■ デジタルアンプ3モデル
デジタルアンプICとしてTIのTPA3123を搭載する「M50」と、TripathのTA2021を採用する「M21 EX2」、Tripath TA2024の「MU-15 MK2」の3モデル。出力は「M50」と「M21 EX2」が25W×2ch、「MU-15 MK2」が15W×2ch(いずれも4Ω時)。
M50はニチコン/東光の国産コンデンサーを採用。「M21 EX2」と「MU-15 MK2」は電源スイッチを前面に備える。3モデルともに、入力はアナログ音声(RCA)で、スピーカー出力はバナナプラグ対応/ネジ式。ACアダプタが付属する。
M50 | M21 EX2 | MU-15 MK2 |
M50の背面 | M21 EX2の背面 | MU-15 MK2の背面 |
型番 | M50 | M21 EX2 | MU-15 MK2 |
価格 | 6,980円 | 4,180円 | 2,890円 |
アンプIC | TI TPA3123 | Tripath TA2021 | Tripath TA2024 |
出力 | 25W×2ch(4Ω) | 25W×2ch(4Ω)、 13W×2ch(8Ω) | 15W×2ch(4Ω)、 10W(8Ω) |
スピーカー インピーダンス | 4~8Ω | ||
能率 | 90% | 88% | 88% |
ダイナミックレンジ | 101dB | 103dB | 102dB |
全高調波歪率 | 0.08% | 0.03% | 0.04% |
入力端子 | アナログ(RCA) | ||
スピーカー出力 | バナナプラグ対応 金メッキ | ||
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 80×122×45mm | 113×171×45mm | 86×155×48mm |
重量 | 約400g | 約592g | 約400g |
(2011年 7月 20日)
[AV Watch編集部 中林暁]