RIAJ、2011年7月のレコード生産実績を発表

-シングルCDは増加、全体の数量/金額共に減少


 日本レコード協会(RIAJ)は24日、2011年7月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比81%の1,966万枚・巻、金額が同77%の208億円で、数量・金額ともに前年と比べて20%前後、下回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比109%の545万2,000枚、12cm CDアルバムは同70%の1,041万8,000枚、アナログディスクが6万4,000枚(同776%)、カセットテープは14万7,000巻(同75%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比252%の6万1,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比85%の344万7,000枚。

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,45234%109%3,99124%114%
12㎝ CDアルバム計10,41865%70%12,61274%72%
アナログディスク計640%776%1111%835%
カセットテープ計1471%75%1131%72%
その他610%252%1291%406%
合計16,143100%80%16,955100%80%

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,44798%85%3,60692%63%
テープ・その他782%108%3318%106%
合計3,525100%85%3,937100%65%

(2011年 8月 29日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]