シネックス、バッテリ内蔵のAirPlayスピーカー

-「iHome iW1」。7時間稼動。USB接続にも対応


米SDI TechnologiesのAirPlay対応スピーカー「iHome iW1」

 シネックスは4日、米SDI TechnologiesのAirPlay対応アクティブスピーカー「iHome iW1」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円前後。販売店はアップルのオンラインストアと、アップル製品を取り扱っているキットカット

 AirPlayに対応し、無線LAN機能も搭載。ワイヤレスでPCのiTunesや、iPhone、iPod touch、iPadから音楽を再生できる。バッテリも内蔵しているため、様々な場所に設置して音楽が楽しめるのが特徴。

 リチウムイオンバッテリを内蔵しており、セットと充電ベースに乗せると充電できる。最大使用時間は7時間。筐体に埋込型の取っ手もついており、手軽に持ち運びできるという。

 本体の背面にUSB端子を備え、iPod/iPhoneなどを有線でUSB接続する事も可能。再生だけでなく、接続したiPodの充電も行なえる。さらにAUX入力も備えており、iPod以外のプレーヤーも接続できる。

 AirPlayを利用するための、スピーカー側の無線LAN設定は、PCから無線LAN経由で「iHome iW1」に接続して行なうほか、iPod touch/iPhone/iPadに、専用アプリ「iHome Connect」(無料)をダウンロードし、無線LAN経由で設定する事も可能。

 リモコンを付属しているほか、Appleのアプリ「Remote app」を使い、iPhone/iPod touch/iPadをリモコンとして使う事もできる。

 AirPlay接続対応機種は、第2~4世代iPod touch、iPhone 3G/3GS/4、iPad 2、iPad。USBケーブルでの接続対応機種は、iPod touch、第2~6世代のiPod nano、iPhone 3G/3GS/4。

 音質面では、独自のBongiovi技術を搭載。圧縮音楽の失われた倍音を追加し、音の明瞭度や音場感や低音の響きを改善するという。スピーカーユニットはウーファとツイータの2ウェイで、デジタルアンプを内蔵する。上部に備えたコントロールパネルはタッチセンサー式で、バックライトも備えている。外形寸法は317×94×186mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.7kg。



(2011年 10月 5日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]