パナソニック、実売4万円のiPhone対応CDコンポ「SC-PMX5」


CDコンポ「SC-PMX5」

 パナソニックは、iPod/iPhoneも搭載できるCDコンポ「SC-PMX5」を6月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。カラーはシルバーのみ。

 2chアンプとAM/FMチューナ、CDプレーヤーなどを一体化したセンターユニットと、3ウェイのブックシェルフスピーカーで構成するシステム。

 センターユニットの上部にiPod/iPhone用Dockを備えており、接続したiPod/iPhone内の音楽がコンポで再生できるほか、充電も可能。伝送はデジタルで、高音質な再生ができるという。対応機器はiPod touch 第1~第4世代、iPod nano 第2~第6世代、iPod classic、iPhone 3G/3GS/4/4S。

 アンプの最大出力は60W×2ch(3Ω)。低ジッタのフルデジタルアンプと低歪みフルデジタルPWMアンプを採用し、歪みやノイズを低減したクリアな再生ができるという。

 CDプレーヤー部はCD-R/RWの再生にも対応。USB端子も備えており、USBメモリなどに保存したMP3(32~320kbps)も再生できる。

 入出力端子は、AUX入力とステレオミニのヘッドフォン出力を各1系統装備。AM/FMチューナも内蔵している。電源のオートオフ機能や、イコライザ、おやすみ/おめざめタイマー機能も備えている。

 センターユニットの外形寸法は、210×266×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。消費電力は52W。筐体には制振構造を採用。キャビネットの厚みで、歪やノイズの原因となる振動を素早く減衰できるという。

 スピーカーは木目調の3ウェイ3スピーカーで、バスレフ型。ウーファは14cm径、ツイータは1.9cm径のソフトドーム型、スーパーツイータは1.5cm径のピエゾ型。ウーファの振動板には竹炭偏肉PPコーンを使用。竹炭材を使ったもので、音圧が大きく、応答性が良いなどの特徴がある。

 インピーダンスは3Ω。再生周波数帯域は41Hz~43kHz(-16dB)、48Hz~36kHz(-10dB)。外形寸法は161×262×238mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.6kg。



(2012年 5月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]