B&W、Nautilus搭載の小型スピーカー「M-1」をリファイン

-低音などを改善。サブウーファ「ASW608」の新色も


M-1のマット・ブラック

 ディーアンドエムホールディングスは、英B&W(Bowers & Wilkins)の小型シアタースピーカー「M-1」を5月下旬より発売する。価格は1本29,400円。カラーはマット・ブラックとマット・ホワイトの2色。

 また、サブウーファ「ASW608」の新色として、ホワイトモデルを同じく5月下旬に発売する。価格は75,000円。



■ M-1

 2007年に発売した2ウェイ小型スピーカーの改良モデルで、同じ型番を継承。新開発のウーファユニットを搭載するほか、ネットワーク部材も変更し、低音などを改善。ステレオ利用時のパフォーマンスはB&Wのブックシェルフ型スピーカーに匹敵するとしている。ニアフィールドのほか、シアタースピーカーとしての利用も想定する。同梱のブラケットで壁掛けも可能。

M-1のマット・ホワイトサブウーファ「ASW608」との組み合わせも想定

 ツイータは独自のNautilusチューブを採用した25mm径アルミドーム型。ウーファは100㎜径のウォーブングラスファイバーコーン。エンクロージャはバスレフ型。

 再生周波数帯域は55Hz~50kHz。感度は85dB。インピーダンスは8Ω(最低4Ω)。クロスオーバー周波数は4kHz。推奨アンプ出力は20~100W(8Ωノンクリッピング)。外形寸法は114×162×248mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.3kg。



■ ASW608

ASW608のホワイト

 出力200WのICE powerアンプを内蔵したサブウーファ。200mm径のペーパーケブラーコーン製ロングストロークユニットを搭載している。M-1と組み合わせることで、コンパクトながらパワーのあるホームシアターを実現可能とする。

 音質は既存のブラック・ソフト・タッチモデルと同じ。外形寸法は260×330×260mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.85kg。



(2012年 5月 30日)

[AV Watch編集部 中林暁]