パナソニック、DIGAやスマホと無線LAN連携するデジカメ

-スマホプレビューやDIGA/PC転送など「DMC-SZ5」


LUMIX DMC-SZ5

 パナソニックは、無線LANを搭載し、DIGAやパソコンと連携するデジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」を8月23日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。カラーはホワイト(-W)とブラック(-K)の2色。

 同社では、スマートフォン内蔵カメラの高性能化などで、デジタルカメラのニーズとして、「スマホにない高画質」と「スマホとの親和性」が高まっているとし、無線LANによる機器連携を強化した「DMC-SZ5」を開発した。


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背面。Wi-Fiボタンも装備する

 IEEE 802.11b/g/n対応の無線LANを搭載。スマートフォンアプリ「LUMIX LINK ver.2」をインストールすることで、スマートフォンからの操作が可能となる。アプリはiOS版とAndroid版が用意され、DSC-SZ5で撮影した写真やMP4動画をスマートフォンに保存したり、コメントを付けてSNSへ写真や動画をシェアできる。対応SNSは、Facebook、mixi、Picasa、Flickr、YouTube、Twitter。

 また、スマートフォンで構図を確認しながら写真撮影できる「リモートビューシャッター」にも対応。DMC-SZ5の背面にはWi-Fiボタンを装備。ボタンを長押しすることで、スマートフォンとDMC-SZ5の接続を開始するため、連携が容易になったという。

 さらに、本体充電時に、パソコンやBDレコーダの「DIGA」、Webサービスの「LUMIX CLUB クラウド同期サービス」に無線LAN経由で撮影写真をアップロードする「おまかせ画像転送」も搭載している。薄型テレビVIERAのDLNAレンダラー対応モデルで、写真をワイヤレス転送できる「リモートTVビュー」にも対応する。

上面

 レンズは35mm換算25~250mmの光学10倍ズーム(F3.1~5.9)の「LEICA DC VARIO-ELMAR」で超解像iAズームにより最大20倍のズーム撮影に対応。撮像素子は1/2.33型総画素数1,450万画素のCCD。最高1,280×720ドット/30fpsの動画撮影(MP4)にも対応する。

 記録メデイアは55MBの内蔵メモリとSDメモリーカード(SDXC対応)。背面液晶は3型23万画素。AV出力やUSB 2.0を装備する。電池寿命は約250枚。外形寸法は104.1×20.8×57.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約136g(バッテリ、メモリーカード含む)。



(2012年 7月 25日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]