ソニー、NFC対応のBluetoothレシーバ/ヘッドセット

-NFC対応スマホとワンタッチでペアリング


  
ヘッドセットの「DRC-BTN40K」ブルーモデル

 ソニーは、NFC(近距離無線通信)に対応したBluetoothレシーバと、Bluetoothヘッドセットを10月10日に発売する。価格は、レシーバの「DRC-BTN40」が7,000円前後、ヘッドセットの「DRC-BTN40K」が8,000円前後。どちらのモデルもカラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色。

 どちらもNFC機能を備え、NFC機能搭載のスマートフォンや、おサイフケータイ対応Android搭載スマートフォンなどとのペアリングや、接続、切断、接続の切替がワンタッチでできるようになっている。ただし、この機能を利用するためには、スマートフォン側に別途提供されるNFC機能対応のアプリをインストールする必要がある。

 Bluetooth ver3.0に準拠しており、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応する。さらに、マルチペアリング、マルチポイントに対応。コーデックはSBCとAACに対応し、SCMS-Tもサポートする。

ヘッドセットのホワイト、ブルー、ピンクモデル

 

 レシーバの「DRC-BTN40」は、ステレオミニジャックを備え、ユーザーが手持ちのイヤフォンやヘッドフォンを接続できる。マイクも搭載しており、スマートフォンと連携してハンズフリー通話も可能。ノイズサプレッションやエコーキャンセレーション機能も備え、高音質な通話ができるという。

 電源は内蔵バッテリで、充電所要時間は約2.5時間、電池の持続時間は約8時間。重量は約20g。

 ヘッドセットの「DRC-BTN40K」は、基本機能は「DRC-BTN40」と同じだが、カナル型(耳栓型)イヤフォンが付属している。イヤフォンのユニットは9mm径のダイナミック型。再生周波数帯域は5Hz~24kHz。イヤフォンは着脱可能で、ユーザーが好きなイヤフォン/ヘッドフォンを使う事もできる。

 イヤフォンのケーブルはY型で、長さは60cm。重量は、イヤフォン部が約3g、レシーバ部が約20g。

左がレシーバ、右がヘッドセットのパッケージレシーバの「DRC-BTN40

 


(2012年 8月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]