エプソン、9万円台の3Dプロジェクタ「EH-TW510」

スクリーンセットでも10万弱


EH-TW510

 エプソンは、3Dプロジェクタのエントリーモデルとして、WXGA解像度「EH-TW510」を11月30日より発売する。価格はオープンプライス。直販価格は95,000円前後。80型スクリーン「ELPSC21B」をセットにした「EH-TW510S」も用意し、直販価格は99,980円前後。

 WXGA/720pのエントリーモデル「EH-TW400」(実売6万円前後)をベースに、3D対応としたプロジェクタ。パネルは、0.59型/1,280×800ドットの3LCDで240Hz駆動に対応し、3D表示を実現。コントラストは4,500:1、輝度は2,700ルーメン。

 低価格で明るい3Dが楽しめることや、手軽な価格でゲームを大画面で楽しめることを訴求する。なお、3Dメガネの「ELPGS03」は別売で価格は10,500円。


EH-TW510EH-TW510(左)とEH-TW400(右)。TW400をベースとしながらもパネルや筐体などは専用設計となっている
別売の3Dメガネ「ELPGS03」

 3Dメガネ「ELPGS03」は、RF方式(Bluetooth)で、遮蔽物の影響を排除し、最大10mの広範囲で安定した3D信号受信が可能となった。重量は35g。アクティブシャッターメガネの標準規格「フルHD 3Dイニシアチブ」に準拠する。

 レンズは光学1.2倍ズーム(F1.58~1.72)で、投写サイズは33~318型。スライド式のヨコ台形補正機能「ピタッと補正機能」を搭載し、スクリーンに対して斜め横からの投射も可能としている。

 ランプは200WのE-TORL。入力端子はHDMIのほか、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1を装備。USB端子も2系統装備し、PCと接続してUSBディスプレイとして利用できる。また、USBメモリなども接続できる。2Wのスピーカーも内蔵する。

 消費電力は289W(待機時0.36W)。騒音レベルは29dB。外形寸法は325×243×77mm(幅×奥行×高さ)、重量は約2.7kg。

Kinectゲームとの親和性や明るい3Dなどを訴求リモコン

(2012年 10月 3日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]