マランツ、AVアンプ「NR1603」をApple Lossless対応に

デノンのiPodオーディオ「RCD-N8」もアップデート


NR1603

 マランツは2日、ネットワーク対応の7.1ch薄型AVアンプ「NR1603」のファームウェアアップデートを提供開始した。アップデートにより、ネットワーク経由でのApple Lossless(ALAC)再生やギャップレス再生、HQ Audioに対応する。

 そのほか、iPod/USBでFLACを再生した際のInformation表示の改善や、HDMI経由の映像/音声出力の改善。リモコンコードの受信対応の追加などが行なわれている。

 NR1603は、薄型筐体に7.1ch出力が可能なディスクリートアンプとネットワーク再生機能を備えた上位モデル。AirPlayやDLNA、24bit/96kHzのFLACファイルの再生にも対応している。映像機能では、SD映像信号の最大1080pへのアップスケーリングが可能。Apple Losslessへの対応時期については「2012年夏予定」と告知していた。


RCD-N8 ホワイトモデル

 デノンは3日、iPod用Dockコネクタ(30ピン)やCD再生機能を備える小型ネットワークオーディオ「RCD-N8」のシステムソフトウェア更新を開始した。アップデートによりApple Lossless(ALAC)再生に対応する。

 WAV/FLACファイルの再生時にサンプリング周波数を表示できるようになったほか、USB/Music Server経由のFF/REWサーチ(2倍速)にも対応。スマホ用アプリからの操作の一部改善や、FMラジオのオートプリセット動作の改善も施されている。

 「RCD-N8」はiPod/iPhone用DockコネクタやCD再生機能を備え、AirPlayやDLNA、24bit/192kHzのFLACファイルの再生に対応。ネットラジオ受信が可能なほか、FM/AMラジオ機能も追加している。Apple Losslessへの対応時期については「2012年秋にソフトウェアを配信予定」と告知していた。


(2012年 10月 5日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]