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正規音楽配信を示す「エルマーク」が「ダウンロードOK」、「視聴のみOK」など3種類に

「ダウンロードOK」マーク(上)、「視聴のみOK」マーク(下)

 日本レコード協会(RIAJ)は、正規コンテンツを販売しているサイトや事業者を示す「エルマーク」について、新たに「ダウンロードOK」、「視聴のみOK」、「転載OK」の3種類のマークを作成した。

 エルマークは、サイトなどで販売しているコンテンツが、正規の音楽コンテンツであることを示すために2008年に導入。2009年には表示対象を音楽だけでなく、映像にも拡大しており、2012年11月末現在、同マーク発行サイト数は1,456サイト、事業者数は258社となっている。

 音楽/映像ストリーミングサービスについては「視聴のみOK」、ダウンロード可能なサービスは「ダウンロードOK」のマークを付与し、各サイトのコンテンツ画面に表示する。

 RIAJは、10月1日施行の「指摘違法ダウンロードの罰則化」に係わる改正著作権法に関するユーザーへの周知啓発活動の一環として新しいエルマークを導入。新エルマークは準備ができた事業者から順次表示される。マークのデザインは「非常口」マークなどを手がけた太田幸夫氏。

(臼田勤哉)