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パイオニア、7型液晶/地デジ搭載の「楽ナビ」

DVD/SD再生、Bluetooth対応。実売11万円

AVIC-MRZ09II

 パイオニアは、カロッツェリアブランドの新モデルとして、地上デジタルやワンセグの受信にも対応した「楽ナビ」シリーズの2DINメモリナビ「AVIC-MRZ09II」を1月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。

 7型/800×480ドットのタッチパネル液晶と、地デジ12セグ/ワンセグチューナ、DVDを搭載するナビ。従来モデル「AVIC-MRZ09」からの主な変更点は、最新の地図データ(2012年度版第2版)を収録したことと、地図の無償更新期間を2015年10月までとしたこと。それ以外の機能は共通。

 地デジは4チューナ/4アンテナにより、安定した受信が行なえるという。別売ケーブル「CD-IUV51M」(3,675円)の利用でiPhone/iPodを接続して音楽を聴くことも可能。Bluetooth 2.0 + EDRも備える。

 DVD/CDドライブを備え、DVDビデオやDVD-R/RW(ビデオモード/VRモード対応)、音楽CD、CD-R/RWなどの再生が可能。SDカード内の動画(MP4/WMV)、音楽(MP3/WMA/AAC/WAV)や、USBメモリ内の音楽(MP3/WMA/AAC)の再生も行なえる。内蔵アンプの最大出力は50W×4ch。

 ナビ機能では、過去の渋滞情報を分析した約30パターンの渋滞予測データ(道路約33万km)を収録し、目的地により早く到着できるルートを提案するという。この渋滞予測データと、カロッツェリアユーザー間で渋滞情報を共有する「スマートループ渋滞情報」(携帯電話などでの通信が必要)を組み合わせて利用できる。

 内蔵メモリは16GB。データを5分の1以下に圧縮する独自の「L-format」により、詳細市街地図件数などはHDDナビに匹敵するデータを収録したという。SDカードでの地図データ更新も可能。

 別売でバックカメラユニット「ND-BC7」も2月上旬に発売する。価格は13,650円。高感度CMOSセンサーと原色カラーフィルタの採用で、夜間でも見やすいという。

(中林暁)