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フジテレビ、ソーシャル/スマホ系ベンチャーキャピタルを設立

 フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は、フジテレビジョンやグループ会社のメディアコンテンツ事業との連携を想定し、スタートアップ企業にフォーカスしたベンチャーキャピタル事業新会社「株式会社フジ・スタートアップ・ベンチャーズ」を17日に設立した。

 グループ各社のメディアコンテンツ事業の発展に向け、成長分野への戦略投資とアライアンス展開推進を目指し、国内外のスタートアップ企業への出資を予定。具体的な事業領域としては、「ソーシャル系webサービス運営」、「スマホ向けアプリ開発」、「新規メディア系技術・サービス開発」に関する国内外のスタートアップ企業への出資を行なうとする。

 これらの成長分野での事業をスピード感を持って、推進/拡大することと、新規事業創出を目論む。新会社では約15億円規模の第1号投資ファンドの運営業務を担う予定。

 所在地は東京都港区で、フジテレビジョン常務取締役の亀山千広氏が代表取締役社長に就任。FMHの100%出資で資本金は1,000万円。

(臼田勤哉)