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リンクス、乗せたiPhoneの音を増幅するスピーカー「BOOMBERO」

iPhoneを乗せたところ

 リンクスインターナショナルは、米OregonScientific(オレゴン・サイエンティフィック)と販売代理店契約を締結。同社のiPhone用スピーカー「BOOMBERO」を2月1日に発売する。iPhoneを上に乗せる事で、スピーカーからも音が出せるというのが特徴で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,980円前後。カラーはホワイトの「ZP201WH-JP」と、Blackの「ZP201BK-JP」を用意している。

 スピーカー上部の特定の位置にiPhoneを乗せる事で、スピーカーから音が出せるSmartVの「NearFA」(Near Field Audio)技術を採用。無線LANやBluetoothとは異なり、上に設置したiPhone内蔵スピーカーの音を増幅して出力するのが特徴。スピーカーから離すと利用できない。近距離無線通信(NFC)とも異なる。

カラーはホワイトとブラックの2色
iPhone内蔵スピーカーの音を増幅して出力する

 本体に切り欠きがあり、そこにiPhoneを立てかける事も可能。ビデオ再生やテレビ電話などでも使用できるという。対応機器はiPhone 3G/3GS/4/4S/5、第4世代以降のiPod touch。ステレオミニ入力も備えており、iPhone以外の端末とも接続可能。再生周波数帯域は、NearFA接続時が150Hz~16kHz、アナログ音声接続時が100Hz~20kHz。

 出力2.5Wのスピーカーを搭載。アルカリの単3電池3本で最長18時間の再生が可能。ケーブルは付属しないが、microUSBケーブルを接続する事で、USBからの給電で動作させる事もできる。

 外形寸法は117×67×62mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含まない重量は約210g。

(山崎健太郎)