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ZTV、IPベースのVOD「milplus」を8月スタート

都度購入/定額制に対応。J:COMら開発

milplusタイトル画面

 ZTVとジュピターテレコム(J:COM)、ジュピターエンタテインメント(JE)の3社は、8月1日よりIPベースのVODサービス「milplus(みるプラス)」をスタートする。

 milplusは、J:COMとJEが共同で開発したサービスで、専用のIP STBをピクセラが開発。ZTVが顧客管理やサービス設計を行ない、同社エリア内の対象地域でIP経由でのVOD配信を行なう。ZTVは、三重県、滋賀県、和歌山県をエリアとするケーブルテレビ局で、約30市町で放送/ネット/電話サービスを展開しており、一部エリアからmilplusを導入。同社の多チャンネルサービスとインターネット接続サービスの加入者を対象に展開する。

 milplusでは、映画やアニメ、ドラマなどを見たい作品を都度購入可能で、価格は105円~。約1万本の有料コンテンツを用意する。また、約200本の無料コンテンツも視聴できる。

 定額制サービスも用意しており、月額980円の「見放題パック プライム」として、サッカープレミアリーグやゴルフPGA/LPGAツアー、欧州ツアー、サイクルロードレース、映画、アニメなど5,000本以上を用意するほか、映画やスポーツ、アニメなどそれぞれのジャンルに特化した見放題パッケージを1,050円~2,400円で展開。CATV加入者が放送で見逃した番組の一部をVODで視聴できる「見逃し番組」も提供する。

 なお、J:COM傘下のCATV事業会社では、すでにJ:COMオンデマンドとしてVODサービスを展開しているため、J:COMグループ内でmilplusを導入する予定はないという。

milplusのSTB
ロゴ

(臼田勤哉)