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【IFA 2013】エプソン、WirelessHDシアタープロジェクタ「TW9200W」をデモ

エプソンブース

 エプソンは、「IFA 2013」において、フルHDの液晶ホームシアタープロジェクタ「EH-TW9200W」などを出展している。

 同社は、ブース内にプロジェクタやプリンタなどの新製品を中心に出展。そのうち、プロジェクタで出展されたのは、欧州におけるフルHDの最上位モデル「EH-TW9200W」や「EH-TW9200」など。

 EH-TW9200W/9200は、フルHD液晶パネル搭載のホームシアタープロジェクタ。両モデルの違いは、9200WのみWirelessHDをサポートし、付属のトランスミッタにBDプレーヤーやゲーム機などから入力したフルHD映像を、プロジェクタ本体までワイヤレスで伝送できる点。それ以外の仕様は両機種共通。

EH-TW9200W本体
EH-TW9200WのWirelessHDトランスミッタ部

 輝度は2,400ルーメン、コントラスト比は60万:1。光学ズームは2.1倍。なお、これらの仕様は日本で8月に発表された最上位機種「EH-TW8200W」(直販329,980円~)や、「EH-TW8200」(同299,980円~)と同じ。外形寸法(466×395×140mm/幅×奥行き×高さ)、重量(9200Wが8.6kg、9200が8.4kg)もTW8200W/8200と同じで、これらは同等仕様の機種と見られる。

 投写サイズは30~300型。アクティブシャッターグラスを使った3D立体視にも対応し、2D→3D変換機能も備える。HDMI入力を2系統、コンポーネントを1系統、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を1系統装備。EH-TW9200Wは、MHLもサポートする。

シアタールーム。左はEH-TW9200を、右はEH-TW9200Wをデモ

 会場にはEH-TW9200W/9200を設置したシアタールームを用意。来場者に向けて画質やワイヤレスモデルの設置性などの性能をアピールしている。また、エントリーモデル「EH-TW5200」(日本での直販価格は99,980円~)を設置したコーナーでは来場者がゲームを楽しめるようになっている。

 このほかにも、会場には「EH-TW7200」(輝度2,000ルーメン/コントラスト比12万:1)や、「EH-TW6100」(2,300ルーメン/4万:1)、エントリーモデル「EH-TW550」などを展示していた。また、プロジェクタ以外では、シースルーモバイルビューワー「MOVERIO」を体験できるコーナーも設けていた。

EH-TW7200とXbox 360、Kinectを使って大画面でゲームを楽しむことを提案
EH-TW7200
EH-TW6100
EH-TW550
超短焦点プロジェクタの「EB-1410Wi」を使ったデモ
MOVERIOも設置している
MOVERIOの操作部
データプロジェクタや、プリンタ製品も展示

(中林暁)