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ケイ・オプティコム、日本初となる4K/HEVCリアルタイムエンコードの映像伝送実験

伝送実験の図説

 ケイ・オプティコムは、日本初となる、HEVC/H.265を利用したリアルタイムエンコードによる4K映像の伝送実験を10月27日に実施。同日に開催される大阪マラソンでの映像を4Kで撮影・伝送し、その模様をパブリックビューイングで公開する。

 大阪マラソンコース上のチャレンジランフィニッシュ地点(大阪市役所前)と、マラソンフィニッシュ地点(インテックス大阪前)の2カ所で、4Kカメラにてランナーを撮影。その映像をHEVC/H.265にリアルタイムでエンコードし、ケイ・オプティコムの光ファイバーネットワークを通じて、インテックス大阪2号館のケイ・オプティコムブース内に設置したテレビモニターへ伝送・放映する。ブースでは放映を自由に視聴可能。公開時間は大会当日の10時~16時で、ブース内には同社の説明員が待機する。

 ケイ・オプティコムは今回の伝送実験について、「日本初となる4K映像の伝送実験を通して、今後の映像の高精細化に合わせた番組制作および映像伝送技術の蓄積を行ない、ニーズに合わせた光テレビサービスをいち早く提供できるよう活かしていく」と、コメントしている。

 なお、大会当日には、光ファイバーケーブルテレビサービス「eo光テレビ」で放送中の「eo光チャンネル」にて、大会の様子を生中継で放送。同社の大阪マラソン応援サイト上で、テレビサービスに加入していない人でも視聴可能なストリーミング配信も行なう。ストリーミング配信は、スマートフォンやタブレットからの視聴にも対応する。

(一條徹)