ニュース

システック、モバキャスの簡易受信機を来春製品化へ

リアルタイム型放送対応。NOTTVの10月末会員は約148万件

 mmbiは12日、携帯端末向けマルチメディア放送「モバキャス」の簡易受信機を、システックが開発したと発表した。システックは来春以降の製品化に向けて開発を進め、mmbiは規定などの整備を行なう。

 開発されたモバキャス簡易受信機は、V-Highマルチメディア放送の「リアルタイム型放送」を受信/再生可能。mmbiが提供するCASクライアントを使用して開発されたもので、このCASクライアントは、ISDB-Tマルチメディアフォーラムが策定した仕様をもとにmmbiがICカードに実装。同フォーラムの会員が受信機を開発する際に貸与されている。

NOTTV契約者数は1,480,301件

 NTTドコモのスマートフォンなどで利用できるモバキャスの「NOTTV」契約者数は、10月末時点で1,480,301件と発表した。

 9月末時点の契約者数は1,476,716件で、8月末(1,489,263件)から減少していたが、10月末は再び増加となった。

(中林暁)