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バッファロー、一部FMトランスミッタが電波法の基準を上回り無償点検

「BSFM06シリーズ」の製品パッケージ

 バッファローは14日、FMトランスミッタ「BSFM06シリーズ」の一部において、電波法に規定された微弱電波基準値を超える製品が混入している可能性があると発表した。該当製品について無償点検を行なう。

 対象となるのは、2011年より「バッファローコクヨサプライ」ブランドで製造されたiPod/iPhone向け車載FMトランスミッタの「BSFM06シリーズ」で、型番はBSFM06BK(ブラック)、BSFM06WH(ホワイト)、BSFM06BL(ブルー)、BSFM06PK(ピンク)。なお、「株式会社バッファロー製」は対象外。対象のシリアル番号はA10908 00001~A11024 50175で、30ピンDockコネクタ部分の裏に記載されている。

BSFM06シリーズ

 該当製品のユーザーは、「バッファローサポートセンター」に連絡の上、専用受付に製品を送付することで無償点検を受けられる。問い合せ先や送付先は同社サイトで案内している。

 なお、同製品は10月15日に総務省が公表した「『著しく微弱』の範囲を超える無線設備」に含まれており、総務省では「当該設備の製造業者、販売業者又は輸入業者に対し、電波法で定める技術基準の適合への改善を要請する」としていた。該当製品の一覧は総務省のサイトに掲載されている

(中林暁)