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吉崎木製、阿波しじら織と檜を使った小型スピーカー。宇宙系アーティスト・フランチェスカとのコラボも
(2013/11/29 15:27)
吉崎木製工業は29日、徳島伝統工芸である4種類の阿波しじら織と、徳島県産の檜を使った木製小型スピーカー「しじら檜スピーカー」2機種を発売した。直方体のスピーカーで、前面にユニットを配置した「Type1」(S-SP)と、両側面に配置した「Type2」(W-SP)を用意。直販価格は各8,800円。
どちらのタイプも、直方体のエンクロージャを採用。素材は徳島県産の檜を使っており、「香りもよく見た目にも癒やしになる」という。
ステレオミニの入力を備えたパッシブスピーカーだが、スティックタイプのアンプも付属。最大出力1W×2chのアクティブスピーカーとして使う事もできる。スティックアンプの入力もステレオミニ。電源はUSBから給電する。
ユニットを保護するネットの部分に、徳島伝統工芸である阿波しじら織を使っているのが特徴で、藍染めだけでなく、カラフルな4種類を用意。差し色として帯などに使われる素材をあえて採用し、オリジナリティを追求したという。Type1、2のどちらも、色は紅梅、青藤、虹、常磐緑から選択できる。このしじら織布は、明治30年に創業した、徳島では老舗の長尾織布が手がけている。
外形寸法は115×44×44mm(幅×奥行き×高さ)。スピーカーを収納できる、しじら織の巾着も付属する。