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JVC、ハイブリッド手ブレ補正/外部マイク対応のビデオカメラ「GZ-E765」

 JVCケンウッドは、JVCブランドのAVCHDビデオカメラ「Everio」2モデルを12月下旬に発売する。光学38倍ズームに加え、光学式手ブレ補正や大容量バッテリを採用した「GZ-E765」と、光学40倍ズームの「GZ-E355」をラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、GZ-E765が8万円前後、GZ-E355が6万円前後。

GZ-E765(ローズレッド)
GZ-E355(左からアーバンブラウン、ピンクゴールド)

 カラーは、E765がローズレッド(R)、アーバンブラウン(T)、シルキーホワイト(W)、フローラルバイオレット(V)の6色。E355は、ピンクゴールド(N)とアーバンブラウン(T)の2色。

GZ-E765(フローラルバイオレット)
GZ-E355(ピンクゴールド)

光学38倍ズームと光学/電子手ブレ補正の「GZ-E765」

GZ-E765

 1月に発売した「GZ-E565」の後継モデル。1/5.8型、251万画素の裏面照射型CMOSセンサー(動画の有効画素は229万画素)や、光学38倍ズームなどの基本機能を継承。天面には新たにシューアダプタを備え、別売の外部マイクなどを装着可能になった。また、マイク入力とヘッドフォン出力(従来のAV出力と兼用)も追加。手持ちのヘッドフォンで音声をモニタリングしながら撮影可能になった。付属バッテリも大容量のものに変更され、より長時間撮影できる。

 JVC HDレンズを搭載し、光学38倍/ダイナミック65倍ズームが可能。レンズ内手ブレ補正機能も備え、電子式を併用した「ハイブリッド手ブレ補正」により、高度な補正を実現したという。最低照度は3ルクス。焦点距離は35mm換算でワイド端29.3mm。動画撮影時は29.3~1,906mm(ダイナミックズームON時)、29.3~1,114mm(ダイナミックズームOFF時)、静止画は29.3~1,114mm(16:9時)、35.9~1,365mm(4:3時)。

 AVCHDで最高24Mbpsでの撮影が可能。液晶モニタは3型/23万画素。外部記録メディアはSD/SDHC/SDXCに対応。容量1,920mAhの新バッテリ「BN-VG119」が付属し、撮影時間は約2時間30分(実撮影約1時間25分)。外形寸法は53.5×116.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約225gで、付属バッテリ利用時は約270g。PCで編集やYouTubeアップロードが可能なソフト「Everio MediaBrowser4」をバンドルする。

天面のカバーを外すとシューアダプタにマイクを装着可能
マイク入力とヘッドフォン出力を同時に利用可能

光学40倍ズームの「GZ-E355」

GZ-E355

 「GZ-E345」('12年12月発売)の後継モデルで、ダイナミック60倍ズームや、電子式手ブレ補正のアクティブモードなどの機能を踏襲。連続撮影時間が約1時間20分(実撮影約45分)と、従来モデルよりもやや長くなった(E345は約1時間5分/約40分)以外の変更は無い。

 フルHDのAVCHD記録に対応し、撮像素子は1/5.8型251万画素(有効229万画素)の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。光学ズームは40倍。レンズはコニカミノルタHDレンズで、F1.8~6.3。35mm換算の焦点距離は40.5~1,992㎜(動画撮影時/ダイナミックズームON時は~2,739mm)。

液晶モニタを開いたところ

 内蔵の16GBメモリのほか、SD/SDHC/SDXCスロットも装備。液晶モニタは3型/23万画素。外形寸法は50×116×55㎜(幅×奥行き×高さ)、重量は約195g(付属バッテリ装着時は約225g)。「Everio MediaBrowser4」もバンドルする。

(中林暁)