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NVIDIA、新モバイルプロセッサ「Tegra K1」を発表
192コアのKepler GPU搭載。PS4/Xbox One相当をアピール
(2014/1/6 17:38)
NVIDIAは6日(米国時間)、モバイル向けのグラフィックスチップ「Tegra K1」を発表した。最新GPUのGeForce GTX 780Tiと同様のKepler GPUアーキテクチャを採用し、次世代PCゲーム相当のグラフィックスをモバイルでも実現するもので、搭載製品の発売予定は32bit版が2014年の上半期に、64bit版が同下半期。
Tegra K1は、最新PC相当のゲームテクノロジをサポートし、Epic GamesのUnreal Engineなどの高性能ゲームエンジンにも対応。32bit版はクアッドコアで、4-Plus-1 ARM Cortex A15 CPUを採用。64bit版は、NVIDIAがカスタム設計したSuper Core CPUを搭載し、アーキテクチャはARMv8。いずれも、192コアのKepler GPUを搭載し、DirectX 11、OpenGL 4.4などのPCクラスのゲームテクノロジをサポート。また、モバイルプロセッサとして初めてNVIDIAの並列コンピューティングプラットフォームである「CUDA」にも対応する。
4K/3,820×2,160ドットの液晶ディスプレイ出力や4K/4,096×2,160ドットのHDMI出力にも対応。NVIDIAでは、「Xbox One、PlayStation 4と同じグラフィックス機能と従来型コンソール(Xbox 360、PlayStation 3)よりも高速なパフォーマンスを手の中に収められる初めてのモバイルプロセッサ」としている。