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フォステクス、真空管と独自コンデンサ採用ポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」
(2014/1/20 12:50)
フォステクスカンパニーは、真空管を採用したポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」を2月上旬に発売する。価格は54,600円。
ステレオミニのアナログ入力を前面、背面に1系統、合計2系統搭載したポータブルヘッドフォンアンプ。出力はステレオミニのアンバランスのみ。増幅部の前段に真空管を採用しているのが特徴で、フォステクス製オリジナルコンデンサも採用する事で、「豊かな質感を実現した」という。
増幅部は前段が真空管、後段にオペアンプを採用。カップリングコンデンサには、スピーカーで培ったネットワーク技術を投入したオリジナル大型フィルムコンデンサと電解コンデンサを使っている。
最大出力は200mW(32Ω負荷時)、適合インピーダンスは16Ω以上。ゲイン切り替えも搭載。周波数特性は20Hz~100kHz(±2dB以内)。バッテリは内蔵のリチウムイオンバッテリを使い、消費電力は4W(32Ω負荷時)。連続約10時間動作する。なお、電源ONからヘッドフォン出力レベルが安定するまでの時間は1分以内。
筐体はアルミ製。外形寸法は88×139×33mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約390g。充電用ACアダプタと、HiFC製ステレオミニケーブルも1本同梱する。