ニュース

ソニー、「Camera Apps」にシネマ画調動画撮影や、星の軌跡撮影アプリ追加

スタートレイル動画のイメージ。星の軌跡を動画として残せる

 ソニーはミラーレス一眼αシリーズなどで利用できる、撮影機能アプリ「PlayMemories Camera Apps」の追加ラインナップを発表。シネマ画調での動画撮影ができる「ライブビューグレーディング」や、星の光の軌跡を動画で撮影できる「スタートレイル」など、3アプリを新たに発売する。発売日と価格は「ライブビューグレーディング」が3月27日で999円、「スタートレイル」が4月24日で1,028円、「スムースリフレクション」が4月24日で514円。

ライブビューグレーディング

 複数のカットを動画撮影する際に、シネマ画調など、色味を揃えた撮影ができるアプリ。カラーグレーディング機材を扱ったことがないユーザーでも手軽に利用できるようになっている。

 カラーの設定はプリセットが用意されているほか、マニュアル調整も可能。有料のプリセットを後からダウンロードして追加する事もできる。動画撮影モードは、利用するカメラで利用できる形式で撮影可能。

スタートレイル

動画のイメージ

 夜空の星を長時間露光して撮影すると、星の軌跡を光の線として静止画撮影できるが、その軌跡を動画形式で撮影できるアプリ。同様の動画を作る際は、インターバル撮影した静止画をPCに取り込み、重ねていって動画にする必要があったが、アプリを使うことで、テーマを選ぶだけで手軽に撮影できるという。

 テーマは、市街地での撮影に適した「Bright Night」、郊外での撮影に適した「Dark Night」の2種類を用意。撮影動画はMotion JPEG形式で、音声は記録できない。

スムースリフレクション

流れる水を美しく表現できる

 静止画撮影用の機能で、写真を連写し、1枚に重ね合わせる事で、水面を滑らかに表現できるというもの。同様の写真を撮影するためにはNDフィルタを使う必要があるシーンでも、NDフィルタを使わずに撮影できる。湖面などのほか、滝の流れる写真などでも利用可能。

(山崎健太郎)