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JBL、スマホタッチでペアリング、指先タッチで操作可能なBluetoothヘッドフォン

SYNCHROS S400BTのホワイトモデル

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetoothヘッドフォン新製品「SYNCHROS(シンクロス) S400BT」を4月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,624円。カラーはブラックとホワイトの2色。

 Bluetooth 4.0に対応した密閉型のヘッドフォン。プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPに対応、コーデックはSBC/aptXをサポートする。

 NFCにも対応し、右ハウジングに対応スマートフォンなどをタッチするだけでペアリングが可能。左ハウジングにタッチコントロール機能が搭載されており、上下に指でなぞると音量が増減、タッチで再生/一時停止といった操作が可能。マイクも内蔵しており、スマートフォンと連携してハンズフリー通話も可能。

ホワイトモデル
NFCに対応
左ハウジングにタッチすると操作ができる。操作をすると、ハウジングの周りが光る

 ケーブルは着脱式で、バッテリが無くなった場合は、パッシブ型のヘッドフォンとして利用する事ができる。付属ケーブルの長さは1.2m。

 ドライバは40mm径。再生周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。感度は115dB/30mW。内蔵バッテリで動作し、充電時間は約2時間、音楽再生は約15時間可能。付属のケーブルを用いてUSB経由で充電する。重量は本体のみで275g。専用キャリングケースを同梱する。

肉厚のイヤーパッド
ケーブルは着脱可能
左の付属ケーブルで充電する

音を聴いてみる

 ホワイトモデルを、スマートフォンのXperia Z1とペアリングして試聴した。

ハウジングは折りたたみ可能

 音の前に外観だが、ハウジングの中央と側面のパーツが鮮やかなブルーで目を惹く。全体としてフォルムが丸っこいため、カラーリングも相まって、スターウォーズのR2-D2を連想した。

 サウンドは低域のメリハリが効いたパワフルな印象。ただし、適度な締まりがあるため、ボワボワと膨らむ低音ではなく、ベースラインをソリッドに描写する切れ味も兼ね備えている。また、そうした低域に引っ張られず、高域の抜けの良さも確保されており、圧迫感や閉塞感の無い、気持ち良いサウンドに仕上がっている。

(山崎健太郎)