コルグ、DSD対応「AudioGate 3 Player」をアップデート。フル版公開は5月下旬

AudioGate 3 Player

　コルグは、DSD再生対応のパソコン用ソフト「AudioGate 3 Player」を、3月31日にVer.3.0.1へアップデートした。新たに「ディスクの取り出し」などの機能を追加したほか、ライブラリ/プレイリストに多数の曲が登録されていると操作時の反応が悪くなる問題などが修正されている。

　また、2014年春に公開予定としていた「AudioGate 3 Full Version」は、5月下旬にダウンロード開始予定であることをサイト内で案内している。

【AudioGate 3 Player v3.0.1】の改善項目

• コントロール・メニューに「ディスクの取り出し」を追加
• 「iTunesのソングを追加」の機能は、ソングをライブラリに追加するだけでなく、選択されているプレイリストへも追加するよう変更
• アートワークが、その形状によらず、常にトリミングされることなく全体が表示されるよう改善
• ソング・リストなどのスクロールバーの動作を改善
• タイトル、ジャンルやプレイリストの名前に"(ダブルコーテーション)を付けると正常に表示されず、異常終了することがある問題を修正
• プレイリストに多数のソングを追加中に、対象先のプレイリストを削除するとソフトウェアが異常終了する問題を修正
• ライブラリ、またはプレイリストに多数の曲(概ね2,000曲以上)が登録されている場合に操作に対する反応が悪くなる問題を修正
• サイドバーでDisc名を変更した時にソング・リストのAlbumに反映するように修正
• 不正なショートカット・キーが動作する問題を修正
  　(Windowsでショートカットを使うには、入力モードを半角英数にすることが必要

　「AudioGate 3」(AudioGate 3.0)は、同社のUSB DAC新モデル「DS-DAC-100(実売55,000円)」または「DS-DAC-100m(同3万円)」と組み合わせて使用可能。DS-DAC-100/100mに最適化した機能強化を行ない、ユーザーインターフェイスも一新した。DS-DACシリーズと連携し、AudioGate側でパソコン内の音源をDSDに変換して再生できるほか、FLACやWAV、MP3などをDSD変換せずに出力することもできる。対応OSはWindows XP/Vista/7/8.1と、Mac OS X 10.6以降。