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アイ・オー、DIGA/VIERA推奨モデルなど録画向けのファンレスUSB HDD
(2014/5/15 13:02)
アイ・オー・データ機器は、パナソニックのテレビ「VIERA」やレコーダ「DIGA」での利用を推奨するUSB 3.0接続の録画用HDD「AVHD-AUT」シリーズ3モデルと、録画機能付きテレビ向けUSB HDD「AVHD-UT」シリーズ2モデルを5月下旬に発売する。価格はAVHD-AUTシリーズの1TBモデルが14,300円、2TBが17,600円、3TBが22,100円。AVHD-UTシリーズの1TBモデルが13,100円、2TBが16,500円。
AVHD-AUTシリーズは、パナソニックのDIGA/VIERA推奨モデルで、内蔵のHDDはDIGAに搭載するものと同等品を採用したという。振動を抑えた騒音の少ないHDDで、長時間加速エージングによる高基準の品質検査にも合格したもののみを採用。全データ領域の品質検査も実施しており、録画失敗のリスクを大きく低減したとしている。USB 3.0接続に対応する。
また、ATA-7標準仕様に盛り込まれた「AVコマンド(AVストリーミングコマンドセット)」にも対応。DIGAなどAVコマンド対応機器との接続時において、レコーダがHDDに対しリアルタイムにコマンド実行・管理を行なうことで、安定した録画/再生ができるという。
AVHD-UTシリーズは、録画機能付きのテレビやBDレコーダの増設用に適したUSB 3.0接続のHDD。東芝の液晶テレビ「REGZA」や、シャープの液晶テレビ「AQUOS」など様々なAV機器に接続して使用できる。
両モデル共通の特徴として、接続したテレビの電源オン/オフに合わせてHDDも自動でスタンバイになる電源連動機能を搭載。なお、パソコン用のHDDとしても利用できるが、テレビ録画の番組とパソコンのデータを共有させることはできない。パソコン利用時の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS X 10.7~10.9。
いずれも、ファンレス設計により雑音を抑制。内部には振動を吸収するゴム製の防振ダンパーを搭載し、振動による雑音も低減している。外部からの振動を伝わりにくくするゴム足も装備する。HDDの冷却には、前面下部から吸気し、背面に送る空気の流れで冷却するエアフロー構造を採用。付属のACアダプタで動作する。外形寸法/重量は、約196×124×43mm(幅×奥行き×高さ)、約1.1kg。