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ソニー、レコーダ「BDZ-ET2100」で999タイトルを超えても録画可能に
(2014/5/28 18:30)
ソニーは、Blu-ray Discレコーダ「BDZ-ET2100」、「BDZ-ET1100」、「BDZ-EW1100」、「BDZ-EW510」、「BDZ-E510」の5機種を5月28日にアップデート。機能改善を行なうほか、BDZ-ET2100のみの強化として、録画番組のタイトル数が999を超えても録画できるように「録画タイトル数拡張機能」を追加する。アップデート後のソフトウェアバージョンは「26.xx.012」(xxは数字)。
BDZ-ET2100は、アップデートにより「保管済みタイトル」フォルダを内蔵HDD上に追加。これまで、内蔵HDDに保存できるのは999タイトルまでだったため、HDDが残っていても、新たに録画するには削除やダビングなどでタイトル数を減らす必要があった。アップデート後は、録画リストのタイトル数が999になっても「保管済みタイトル」へ保管することで、HDDが残っていれば追加の録画が可能となる。保管済みタイトルフォルダは、録画リスト(ビデオ列)の一番下に配置。録画したタイトルを、保管済みタイトルフォルダに999タイトル保管できる。このため、内蔵HDDの録画タイトル数は1,998まで拡張される。
なお、保管済みタイトルフォルダに保管したタイトルは、録画リストのタイトルに比べ一部機能制限がある。再生/早見再生や、削除は行なえるが、並べ替えは日付順/タイトル名順の切り替えのみとなる。また、保管済みタイトルフォルダから直接ダビングしたり、DLNA/DTCP-IP配信のルームリンクや家じゅうどこでも視聴、外出先視聴ができないほか、もくじでジャンプ、タイトルやコーナーのキーワード/ジャンル検索なども利用できない。
機能制限は、保管済みタイトルフォルダから録画リストへ戻すと通常通り利用できるが、「おでかけ転送」については、録画リストへ戻すとおでかけ転送用動画ファイルの再作成が必要。また、録画リストへ戻しても「おかえり転送」はできない。そのほか、「もくじでジャンプ」は、保管する前にコーナー情報を取得しておくと、録画リストに戻したときに利用できる。その際、コーナー情報の提供が終了している可能性もあるため、あらかじめ手動でのコーナー情報の取得/更新を推奨している。
また、プロテクトしたタイトルやインターネットサービスからダウンロードしたタイトルなどは、保管済みタイトルフォルダに保管できない。保管済みタイトルフォルダへの保管方法や録画リストへ戻す方法など、操作方法についてはサポートページ内で案内している。
【保管済みタイトルフォルダ内で利用できない機能】
- タイトル一覧のフォルダ表示切り換え
- サムネイル表示
- ダビング
- 編集/プロテクト
- おでかけ転送
- ルームリンク/家じゅうどこでも視聴/外出先視聴
- もくじでジャンプ
- タイトルやコーナーをキーワード/ジャンルで検索
- 気になる検索
【保管済みタイトルフォルダに保管できないタイトル】
- プロテクトしたタイトル
- 編集したタイトル(タイトル分割、タイトル結合)
- プレイリスト
- 視聴年齢制限のあるタイトル
- インターネットサービスからダウンロードしたタイトル
- おでかけ転送中のタイトル
- 録画中のタイトル
- ダビング中のタイトル
- ルームリンク/家じゅうどこでも視聴/外出先視聴で視聴中のタイトル
- ワイヤレスおでかけ転送中のタイトル