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シャープ、新4K「AQUOS UD20」と4Kチューナを発売開始。スペシャルサイトも
(2014/6/25 21:06)
シャープは25日、放送やVODなど、4Kコンテンツへの対応を強化した4K液晶テレビ「AQUOS UD20シリーズ」の60型「LC-60UD20」と70型「LC-70UD20」を発売開始した。なお、52型の「LC-52UD20」は7月15日に発売する。UD20シリーズの発売に合わせてスペシャルサイトも開設した。
また、初の4K試験放送用デジタルチューナ/レコーダ「AQUOS 4Kレコーダー(TU-UD1000)」もUD20シリーズにあわせて、25日より発売開始している。
AQUOS UD20シリーズは、HDMI 2.0/HDCP対応のHDMI入力端子を装備し、「TU-UD1000」を接続することで、6月2日よりスタートする4K試験放送に対応する。4K HEVCデコーダも内蔵し、10月よりNTTぷららがスタート予定の「ひかりTV」の4KビデオオンデマンドサービスをAQUOS UD20本体だけで受信可能になるなど、放送やVODなどの4Kコンテンツ対応を強化している点が特徴。
解像度3,840×2,160ドットの4Kモスアイパネルを採用し、バックライトはエッジ型のLED。映像エンジンは、「AQUOS 4K-Master Engine PRO」。新たに色域を拡張した「リッチカラーテクノロジー」も採用。新発光材料を採用したLEDバックライトと、色復元回路により、色再現範囲を従来機(UD1)比で約12%拡大し、地デジ放送の色域「ITU-R BT.709」を超え、デジタルシネマ(DCI)の色域に迫る広色域化を行なうことで、より自然で豊かな発色や臨場感の向上を実現している。
米THXによる「THX 4Kディスプレイ規格」も52~70型の全モデルで取得。400を超えるTHXのテスト項目をクリアしており、THXに準ずる画質モードは「THX映画」という名称で用意される。
25日にオープンしたスペシャルサイトは、「無窮の色」、「克明の描」、「無欠の技」「精緻の音」、「存在の美」などのテーマを設け、UD20シリーズの広色域やモスアイ技術、音質、デザインなどをムービーで紹介している。
また、THXディスプレイ規格認定についてのTHX開発技術者のJon Cielo氏からメッセージも掲載し、UD20シリーズの魅力をアピールしている。