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グラモとNTT西日本、月額300円で家電リモコン「iRemocon Wi-Fi」が使えるサービス

 グラモとNTT西日本は、スマートフォンやタブレットで外出先から自宅の家電を操作できるグラモの学習リモコン「iRemocon Wi-Fi」(IRM-03WLA)と、NTT西日本の「フレッツ光シリーズ」の販売拡大に向けて協業契約を6月27日に締結したと発表した。協業による新サービス「iRemocon for フレッツ」を8月上旬より提供予定で、利用料金は月額300円。iRemocon本体の購入費用は月額料金に含まれる。

グラモの「iRemocon Wi-Fi」

 iRemocon Wi-Fiは据え置き型の学習リモコン。テレビ/レコーダ/エアコンなど家電機器の赤外線リモコン信号を学習させ、スマホ/タブレットのアプリを使って外出先からも操作可能。無線LAN(Wi-Fi)コンバーター機能や、Wi-Fiリピーター機能、温度/湿度/照度センサーも備える。

 NTT西日本とグラモによる新サービス「iRemocon for フレッツ」は、月額300円でiRemocon本体が利用できるというもの。提供エリアは、NTT西日本(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)で、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ・光プレミアム」、「フレッツ・光マイタウン(ファミリータイプ)」、「フレッツ光・マイタウンネクスト(ファミリータイプ)」のいずれかの利用者が対象となる。グラモのサイトからフレッツ回線を新規契約すると「iRemocon for フレッツ」の月額利用料金が1年間無料となる。なお、課金開始日から24カ月以内に解約すると解約金が発生する。

 iRemoconを利用することで、外出先から照明やエアコンを制御したり、外出先から自宅の温度/湿度/照度の情報を見て部屋の状況を確認できるほか、センサー機能を利用して高齢者の見守りなども可能。在宅中もスマホから機器を制御できる。

 スマホからの操作には、iOS/Androidアプリ「iRemocon Wi-Fi」を使用。同アプリで家電を操作するための動作確認済みスマホ/タブレットの機種は、近日公開予定のiRemoconのサイトなどで案内する。

(中林暁)