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グラモ、スマホ家電リモコン「iRemocon Wi-Fi」を一般販売。月額300円で外出先操作も

 グラモは、スマートフォンやタブレットで外出先から自宅の家電を操作できる無線LAN対応の学習リモコン「iRemocon Wi-Fi」(IRM-03WLA)を12月8日に発売した。直販サイトでの価格は20,741円。Amazon.co.jpで販売を開始し、順次全国の量販店でも展開していくという。

 同社は8月よりNTT西日本「フレッツ光シリーズ」との協業による機器レンタルサービス「iRemocon for フレッツ」(月額300円)を開始しており、今回の製品はその売り切り版として位置づけている。搭載機能は、売り切りモデル/レンタルモデルとも同じ。

iRemocon Wi-Fi
アプリの操作画面

 iRemocon Wi-Fiは据え置き型の学習リモコン。テレビ/レコーダ/エアコンなど家の中にある家電の赤外線リモコン信号を学習させ、スマホ/タブレット用アプリ「iRemocon Wi-Fi」から操作可能。無線LAN(Wi-Fi)コンバーター機能や、Wi-Fiリピーター機能、温度/湿度/照度センサーも装備している。記憶できるリモコンコードは最大800件で、タイマーは100件。

 アプリの対応OSは、iOS 5/6/7/8とAndroid 4.x。月額300円のアプリ内課金を行なうことで、既存のレンタルモデルと同様に、外出先から家電製品のオン/オフ操作などができるコントロール機能や、音声操作機能、自宅に近づくと自動でライトやエアコンなどを作動させるGPS連動機能などを利用可能となる。これらの有料機能を使わない場合、基本使用は無料。

 無線LANはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応。Ethernetを2系統装備するほか、外部赤外線LED接続用の3.5mmミニピン端子も備える。外形寸法は105×37mm(直径×高さ)、重量は103.7g(バックカバーを含む)。

(一條徹)