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IntegraのAVアンプ「DTR-30.6」で、ドルビーTrueHDが2chになる制限が解除

 オンキヨーは4日、カスタムインストール向け「Integra」シリーズのAVアンプ「DTR-30.6」のファームウェアをアップデートした。9月のアップデート時に発生していた、ドルビーTrueHDサラウンド再生が2chになる制限が解除される。

Integra DTR-30.6

 同製品は9月に立体音響技術のDolby Atmosへ対応するアップデートを実施。その際、ドルビーTrueHDの176.4kHz、192kHzのサラウンド音源の再生時にフロントLeft/Rightの2ch再生になる制限が発生していた。今回の最新ファーム「DTR-30.6:2020-7110-2001-0402-0102」を適用することで、この制限が解除される。

 なお、ファームウェアアップデート実施後は、リスニングモードのうちドルビーPLII(ドルビープロロジックII)、PLIIx、PLIIz、Dolby EXは選択不可となり、新たにDolby Surround(ドルビーサラウンド)が選択可能となる。また、Dolby Atmosでの再生を楽しむには、天井などに取り付けるハイトスピーカー、ドルビーイネーブルドスピーカーまたはサラウンドバックスピーカーの接続が必要となる。

(中林暁)