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Meridian、マスター品質でストリーミング/DLできる新オーディオ形式「MQA」

 英Meridian Audioは、新しいオーディオフォーマット「MQA」を発表した。詳細は後日明らかにするとしているが、現在公開されている情報から判断すると、マスター音源の品質を維持したまま、ロスレスやダウンロードで配信可能となるようだ。

 Meridianは、英国のオーディオメーカーで、DVDオーディオやドルビーTrueHDの基礎技術となっている「MLP」などのオーディオコーデック開発でも知られる。

 MQAの詳細はまだ公開されていないものの、「マスター音源から、一切のディテールや感情を損なうこと無く、アーティストのパフォーマンスを聴くことができる」としている。再生に必要なものとして、マスター音源と、MQAプロセスによるサンプリング、MQA対応のハードウェアやソフトウェアプレーヤー、アプリなどのデコーダを挙げており、ダウンロードでもストリーミングでも利用可能という。

 また、MQAの対応デバイスとして、MERIDIAN EXPLORER2というUSB DACも紹介。2つのXMOS DSP(1,000MIPS)とMeridian独自のオーディオ技術により、ナチュラルかつリアルなサウンドを実現。MQAの再生に対応する。対応OSはMac OS X 10.6.4以降、Windows 7/8など。

 出力端子はライン(ステレオミニ)と、ヘッドフォン(ステレオミニ)を各1系統装備。外形寸法は102×32×18mm、重量は50g。

MERIDIAN EXPORER2

(臼田勤哉)